プロジエクト

かけはしプロジェクトとは、二つの大きな輪を繋ぐ、かけはしとなることを目的として活動するプロジェクトであり、そのプロジェクトを推進するために、非営利法人である一般社団法人かけはしが設立されました。

ベテラン人財の輪

プロジェクトの一つの輪は、40歳代、50歳代、60歳代、さらには70歳代のベテランから組織されています。これらのベテランは、これまで社会の中核として働き、自らの知識、経験、能力を磨いてきました。ベテランはそうした能力があり、さらに知恵、叡智もあり、人生100歳という現代では、まだまだ輝けるという想いもあるものの、加齢によって社会的には活躍の場が次第に狭まってくるという悩みがあります。かけはしでは、こうした社会のベテランを、ベテラン人財と呼んでいます。材料の材ではなく、財宝の財です。 そのような社会のベテラン人財を組織、活用し、ベテラン同士の交流を深めること、そして、ベテラン人財が未来への発展を目指す若い世代の起業家等に対して、その知識、経験等に基づいた支援活動等を行うことができたら良いなと考えています。

ベンチャーの輪

ベンチャー企業や起業家にとって、発展のために必要なもの。それは、人、モノ、金、といいます。これまでのベンチャーへの支援というと、その技術をどう磨いて発展させるか、経営のための資金をどう提供するか、といった観点からの支援が多かったように思います。 そうしたモノ、金は確かに必要なのですが、もう一つ、絶対に必要なものは、有能、有用な人材です。しかし、ベンチャーにとって得難いのも、そうした人材なのであり、また、そうした人材が授ける知識、経験、叡智なのです。 そこで、かけはしプロジェクトでは、ベンチャーを支援するベテラン人財を紹介し、活用してもらう場を提供するとともに、セミナー、交流会、その他の様々なイベントを通じて、ベテラン人財による支援のための活動を提供します。

かけはし

かけはしプロジェクトはこうしたベテラン人財の輪とベンチャーの輪を繋ぐこと、 そうしたことができる場を提供するプロジェクトなのです。

かけはしプロジェクトを担っているのはどんな人達なの?

かけはしプロジェクトを発案し、創立したのは、以下の8名の創立メンバーですので、簡単にご紹介させて戴きます。(五十音順)

星野 隆宏(理事長)

K&L Gates外国法共同事業法律事務所パートナー弁護士。 裁判官、国内法律事務所、自身の法律事務所を経て、現在では外資系法律事務所のパートナー。ベンチャー企業から上場企業までの法律業務を幅広く手がける。自身で法律事務所を立ち上げ、18年間運営し、外資系事務所と統合してきた経緯から、ベンチャーの創業の苦しみ、発展への希望、人事の悩み、事業承継など、様々な経験をしてきたので、それをかけはしプロジェクトで活かしたいとの想いが強い。

川端 マツオ(理事)

20代は、マーケティングリサーチ&コンサルティング会社において、国内外における半導体・ハードディスク・スーパーコンピューター・ディスプレイなど先端技術市場調査、大規模消費者動向調査、市場開拓のためのFSなどを企画運営し、30代は、証券会社において、上場株式のクロスボーダーM&A取引、国内海外へのVB・VCファンド投資・回収、米国PEファンド投資、オフショア他社株転換型社債発行、オランダでの投資会社の設立運営、シンガポール現地法人代表取締役、大規模倒産事件を経験、更に40才以降は、森ビル株式会社において、不動産証券化、プロパティマネジメント、MIIインターネットプロバイダー事業、Hills SPA事業、各国大使館や外国商工会議所とのリレーション・マネジメントなどを担当。近年改めて盛り上がりを見せている国内海外のベンチャー企業やVCのメンターや、ピッチコンテストの審査員をしている。

原 尚美(監事)

税理士。原&アカウンティング・パートナーズ代表。 東京外語大卒業ながら、結婚後税理士資格を取得。出産と同時にスタートした会計事務所をスタッフ30名規模に拡大させる。クライアントに対して税務業務を行うほか、事業計画の作成や資金調達などのアドバイスを行い、その9割が黒字。2012年にミャンマーに会計サービスの会社を設立し、中小企業の海外進出をサポートしている。商工会議所や日本政策金融公庫などでセミナーを実施している。

植田 聡

リフレックスアレン・ジャパン株式会社代表取締役社長。 総合商社鉄鋼貿易部門に勤務。米国に9年間駐在する。帰国後は、米系工具メーカーで、マーケティング・セールス部門を統括する。その後、独系自動車部品メーカー、スイス系セキュリティメーカーで代表取締役を歴任。現在は、イタリア系自動車部品メーカーの日本法人代表取締役。国内・海外における開発、生産、QC、物流などを経験。

川尻 容子

キャリア・コンサルタント。

小坂 隆一

株式会社アール・アンド・エム・パートナーズ 代表取締役兼チーフ・コンサルタント。 約25年に亘る外資系企業での人事経験をもとに、人事コンサルティング会社を設立。製薬、化学、通信、自動車、ライフサイエンス等多くの業界で人事マネジメントを経験し、自らの起業経験も合わせ、規模の大小を問わず幅広い人事コンサルティングを提供している。また、人事関連以外でも総務、広報、財務、購買等の管理部門のマネジメントおよび実務経験を有する。採用、教育、労務、人事制度設計、組織改革、事業再構築、組織統合や分割等の領域でコンサルティングおよび人事業務代行を提供している。近年は、より経営に近い領域での企業経営コンサルティングも併せて担っている。

千葉 哲範

公認会計士。税理士・アクタス税理士法人 代表社員。 大手監査法人、系列税理士事務所、米国駐在、米国大学院を経て、国内系および外資系企業への税務サービス、ベンチャー・キャピタルへのアドバイス、ベンチャー企業への株式公開コンサルティングに従事。 現在、日本公認会計士協会 租税調査会 国際租税専門部会 委員を務める。

横田 史朗

ミールソリューションズ株式会社 代表取締役。 複写機メーカー勤務時は、製品マーケティングを担当、その後米国留学を経て、米国親会社のソフトウェアを担当する事業部でアジアパシフィック地区担当マネージャー、日本帰任後ドキュメントマネジメントソフトウェアの開発から販売までを担当。 2002年に、ドキュメントソリューションを中心とする業務用ソフトウェアの開発事業を創業し、現在に至る。企業勤務時およびベンチャー創業から現在までの様々な経験を、かけはしプロジェクトで活かしたいという思いが強い。

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